債務整理には、「任意整理」「個人再生」「自己破産」という3つの方法があります。いずれも借金の負担を減らせる手続きですが、任意整理以外の2つについては裁判所に申し立てする際の費用が必要になるため、費用総額は高くつきます。
費用に差が出るとすれば、弁護士や司法書士へ支払う依頼料の違いによるものです。一般的には、弁護士事務所ごとに多少変動します。任意整理は、裁判を介さず行える債務整理。手続きが簡単なため、債務整理の中でも費用リーズナブルに済むことが期待できます。
任意整理の特徴は、整理する借金を1社ごとに選べること。複数の借入先に対して任意整理する場合は、そのぶん費用も高額になります。個人再生は「任意整理」「自己破産」に比べて、手続きが複雑かつ困難な債務整理です。そのぶん、専門家への依頼費用も高額となっています。債務整理 費用
そのため、予納金だけで20〜50万円程度が必要です。自己破産の費用相場は、同時廃止事件と管財事件で大きく異なることを頭に入れておきましょう。さらに、手続き中はもちろん、手続き終了後も債務整理に関するご相談は何度でも無料です。ちょっとした疑問でも、お気軽にご相談ください。
弁護士・司法書士事務所によって異なりますが、相場は以上のようになっています。また、あくまで債務者の借金総額によって費用は異なる場合があります。その理由は、現在弁護士・司法書士費用が自由化されていて、弁護士や司法書士事務所によって自由に定めることができるからです。