自分が学生の頃は「定年になるまで同じ職場で働く」のが常識で、途中で仕事をやめる、職場を変えるということは、変わり者のような認識でした。
ところが、今はどうでしょう。
転職しない方が非常識のような言われ方をしていますが、正直なところ、なぜ変えなきゃいけないのかは分かりません。
なぜ、自らいばらの道を選ぼうとするのか分からないのですが、全く理解できないというわけではありません。
確かに、不安や不満の一つくらいあります。
ただ、今のところ収入は安定していますし、職場環境も問題ないので定年までこの職場でと思っています。
が、いずれは区切りを付けなきゃいけないときが来るだろうと思っています。
10年先、20年先というのを考えた場合、この職場のままでいいだろうか、転職したほうがいいのではと思うときがあります。
今は大丈夫ですが、両親が亡くなった時に「相続税が出たらどうしようとか、保険は?」などのことが出てきたら、今の収入では厳しくなる心配があります。
加えて、今住んでいるアパートも、いずれは出ていかなきゃいけないのかなとも思っていますし、いくつか問題があることは確かです。
ただ、今の仕事を辞めたくない理由もちゃんとあって、その一番の理由は転職に失敗した時の反動です。
ただでさえ、仕事を辞めた翌日から収入ゼロですし、いまさら親の仕送りには頼れないし、何より、仕事が見つかるかどうかが一番の問題です。
「すみません、見つかりませんでした。またここで働かせてください」と元いた職場に泣きながら再就職するのも癪に障りますし、そうなるくらいならこのままでよいというのが正直なところです。
決して甘えたいわけではないのですが「自分で自分の首を閉めたくない」ただそれだけなのです。
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